初めてのリハビリ拒否【母の病気41】




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5月14日(リハビリ入院46日・入院合計117日)


昨日の夕方から微熱が出ていたのですが、朝の段階で36.4まで熱が下がっていました。熱が下がってくれて、安心しました。

主治医からネクターや粉末のお茶、わかめスープ、インスタント味噌汁を持ち込んでも良いことになりました。

これらはとろみ剤を使ってとろみをつけて飲むようです。わかめスープやインスタント味噌汁は具を抜いて飲みます。

母によると、ゼリーよりも飲み込む力が必要で難しいようです。

5月16日(リハビリ入院48日・入院合計119日)


今日は、母からのLINEが少なかったです。いつもなら、母からリハビリの様子を伝えてくるのですが、それがありませんでした。

飲み込みのリハビリはやらなかったようです。

夕食後にLINEのビデオ通話で色々話を聞いてみると、以前にもあったのですが、「口からものが食べられないし、喋れない、早く退院したい」とスタッフの方に伝えたようです。

母とスタッフの方で、どのようなやり取りがあったのか分からないのですが、母が落ち込んでしまい、飲み込みのリハビリを断ったようでした。リハビリを断ったのは、これが初めてでした。

母があまりにも落ち込んでいて、話をしているうちに、私も感極まってしまい、泣いてしまいました。

「お母さんも辛いけれども、自分もとても辛い」ということを素直に話しました。母も泣いていました。

その後も色々とやり取りをしていたら、母は気持ちを取り戻して、頑張ると言ってくれました。

5月17日(リハビリ入院49日・入院合計120日)


私は、昨日の落ち込んだ気分を引きずっていました。母は、朝から「リハビリ頑張る」と気持ちを切り替えていました。

いつものように、定期的にリハビリの報告をLINEでしてくれました。

午前中は、杖なしで450メートルほど病院の廊下を歩き、階段の上り下りもしたようです。

飲み込みのリハビリはヨーグルトと、少しとろみをつけたお茶とゼリーを食べたようです。昨日、飲み込みのリハビリを断ったためか、今日は午前と午後の2回あったようです。

あと、夕食後のビデオ通話で「6月から、話す練習を始めるかもしれない」と言っていました。

とにかく母の気持ちが戻ってくれて、リハビリを頑張ってくれているのが何よりもうれしかったです。

入院期間も長くなり、嚥下障害により、以前のように食べることもできず、話すこともできないので、ひどく落ち込んでしまい、初めてリハビリを断ってしまいました。


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