急性期病院を外来受診して気管カニューレを外す【母の病気120】




テーマ : 介護
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日記形式で書いています。


9月20日(在宅介護86日・入院してから246日)


夜の吸引は、深夜2時に1回ありました。

朝5時くらいにトイレに行ったとき、母の部屋の引き戸が少し開いていて、6時50分に起こしに行ったら部屋にいなかったのです。

慌てて1階に降りたら、母がすでに起きていて、台風の強風で雨戸の音がうるさくて、1階の居間で寝ていたようなのです。

母は朝食後に仮眠をとりました。

11時ごろに、早めのお昼を食べて、12時過ぎに自宅を出発しました。

台風の影響で、強い雨が降っていました。

途中、トイレ休憩をしながら、14時前に急性期病院に到着。

15時に先生の診察。

気管カニューレを外して、内視鏡を鼻から通して飲み込みの検査を行いました。前回と同じ検査です。



飲み込みに使う水は、飲み込みの状態が分かりやすいように、青い着色料を入れています。

最初は、とろみ付きの水、次にとろみなしの水で行いました。

検査結果は前回と同じで、完全に飲み込みの力は戻っていないが、許容範囲とのことでした。

その後、気管切開したところを、丸綿と伸縮性のあるテープを使って先生が塞いでくれました。

自宅でも、交換しなければならないので、先生の許可をいただいて、動画を撮影しました。

2週間後に外来の予約を取り、その時に気切部が閉じていればOK、もし閉じていなければ縫うとのことでした。

もし、肉芽ができていれば切り取って、縫うとのことでした。

胃ろうはそのまま残しておいて、2週間後の外来で取ることになりました。

先生は「多分、大丈夫だろう」と言うことでしたが、もし熱が出たり、誤嚥性肺炎の症状が出たら、いつでも病院に来るように指示がありました。

誤嚥性肺炎にならないように細心の注意をするつもりですが、万一誤嚥性肺炎になったとしても、すぐに病院に行って措置してただけるので、心強いです。

食事については、特に制限はいらないようです。逆に、「何でお粥なんですか?」と先生に言われました。

ただ、何を食べられるようになるかは、飲み込みの検査によって判断されるものです。

回復期リハビリテーション病棟で行ったのが、一番直近の検査だったので、その時の結果でお粥を食べるように指示されていました。



何を食べても良いとの判断でしたが、今は、とても大切なタイミングなので、無理をしないほうが良いと思いました。

耳鼻科の診察が終わった後、消化器内科の外来に行って予約を取りました。

さらに、自宅で気切部のケアをするために必要な丸綿やテープを売店で購入しました。

2週間後の外来では、最初に消化器内科で胃ろうを外してもらって、その後に耳鼻科で気切部の確認をしてもらいます。

診察が終わり、会計を済ませ、病院を出発。

帰路の途中で、先生から電話があり、外来当日は朝食と昼食は食べることができず、夕食については消化器内科の先生の指示に従って下さいとのことでした。水分は取っても大丈夫とのことでした。

途中、スーパーで買物をして、自宅に着いたのは17時過ぎでした。

夕飯は、私たちはお弁当で、母はお粥とレトルトの介護食になりました。

母が、お粥を食べ始めた時、「食べられない」と言ってきてビックリしました。

私は、母がいきなり「食べられない」と言ってきたので、体調が悪くなってしまったのかと思い、先生に連絡した方が良いのか迷いました。

母に状況を聞いてみると、気切部を塞ぐために首の部分を圧迫してテープで留めているので飲み込みがしづらいと言うことでした。

とろみの水は飲むことができていたので、お粥もゆっくり少しずつ食べるように話しました。

すると、少しずつですが食べられているようでした。大事に至らなくて良かったです。

その後、母は自発的に声を出したり、表情も明るかったので、大丈夫そうでした。

弟と相談して、食事に慣れるまでは、いつもより柔らかめのものを食べた方が良いという結論になりました。

昨日は台風の音で、なかなか寝付けなかったようだったので、早めに寝室に戻りました。

後は、「きちんと切開した部分が閉じるかどうか?」「誤嚥せずに食べられるかどうか?」「痰がきちんと口から出せるかどうか?」など、心配な部分はいくつかありますが、肺炎にならないように注意していきたいと思います。

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