久しぶりに母の声を聞く【母の病気63】




テーマ : 介護
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日記形式で書いています。


7月6日(在宅介護10日・入院してから170日)


訪問看護の看護師さんに痰の吸引についてアドバイスをもらいました。

痰を吸引する時、ソファーに横になり、右側を向いて痰の吸引をしていることがほとんどで、そうすると片方の肺の痰だけが取れて、反対側の肺の痰が取れないことが起こるようなのです。

そのため、左側を向いて痰の吸引をすることで、両肺の痰が取れるようになるとのことでした。

今日は、いつもより痰の量が多かったのですが、取るのに苦労すると言った感じではなく、2~3回吸引すれば、私でも痰が取れる状況でした。

夕方に、言語聴覚士の方が来て、今日は、痰を出しやすくするための訓練と声を出すための訓練を行いました。

具体的には腹式呼吸をやったり、口を大きく開けたり、息をを口から出す時に、口をすぼめて負荷をかけて「フー」と息を出したりしました。

また、気管カニューレの先端を指で塞ぎ、息を吐き出す時に声を出すことができました。

「ありがとう」「〇〇(私の名前)」「〇〇(弟の名前)」など、短い単語ではありましたが、久しぶりに母の声を聞くことができて、とてもうれしかったです。

言語聴覚士の方と母は、気が合うような感じがしていて、言語聴覚士の方が来た時は、終始笑顔でリハビリができているので、良い傾向だと思います。

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