「働く」とは?




テーマ : 8.働くとは?

この記事のポイント

「働く」と言うと、会社に勤めることを考える方が多いと思います。しかしながら、「働く」の語源を見ると、そうではないことに気づきます。「働く」の語源から、改めて「働く」について考えます。


「働く」とは何だろう?


「働く」という言葉から連想されるものは何でしょうか?

おそらく、会社に勤めて給料をもらうことを連想する方が多いと思います。

しかしながら、「働く」の語源や由来を紐解いてみると、会社に勤めることだけが、働くことではないことが分かります。

「働く」の語源は、「止まっていたものが急に動くこと」


「はたらく」は、「止まっていたものが急に動くこと」を表していて、それが体を動かす意味となり、「はたらく」の意味を表すために「人」と「動く」を合わせて、「働く」となりました。

「働く」は「傍(はた)を楽にする」とも言われている


これは、諸説あるのですが、「働く」は「傍(はた)を楽にする」とも言われています。「傍(はた)」というのは他者のことです。

つまり、「働く」とは、「他の人を楽にするために動く」「人のために動く」とも言えるのです。

「働く」を広く考える


「働く」を、「会社に勤めて給料をもらうこと」だけでなく、「他の人を楽にするために動く」「人のために動く」と考えてみると、家族のためにご飯を作ることも、親を介護することも、地域のボランティア活動することも、「働く」と考えることができます。

「私は会社に勤めていないから働いていない」ということではないのです。

「働く」を、「会社に勤めて給料をもらうこと」だけでなく、「他の人を楽にするために動く」「人のために動く」と広く考えていきたいと思います。

行動へのステップ

・「働く」を「人のために動く」と広い意味で考える


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