目標を達成させるために意識するべき2つのポイントとは?




テーマ : 2.目標達成

この記事のポイント

目標達成はゴールではなく通過点で、目標を達成した後もあなたの生活は続きます。目標設定時に、「目標達成したら自分はどんな生活を送っているのか?」をイメージして目標設定する必要があります。


新しい目標に向かって行動することは、今の生活に負荷をかけていくこと


「目標を設定しても、途中であきらめてしまって、目標が達成できなかった」という経験をしたことはありませんか?

新しい目標を設定して、達成に向けて行動していくことは、今までとは違う行動をしていくことになります。

今の生活にプラスして、目標を達成させるための行動をしていくことになりますので、今の生活よりも負荷がかかることになります。

すぐに新しい行動が習慣化できて続けられれば問題ありませんが、なかなか習慣化できず、続けられないことが多いと思います。

人間は環境の変化を嫌う動物である


人間は、今までの行動を続けようとする習性があります。例えば、毎朝7時に起きていれば、明日も朝7時に起きようとします。

もし、あなたが毎朝7時に起きていて、明日から朝5時に起きると決意したとします。1日もしくは2日くらいは、朝5時に起きられるかもしれませんが、それを続けていくのはとても難しいと思います。

つまり、人間は環境の変化を嫌う動物なのです。

このように、今までとは異なる新しい行動に抵抗を示してしまうので、目標を達成させていくためには、その抵抗を乗り越えられるような「何か」が必要になります。その抵抗を乗り越えられるような「何か」とは、「動機」と「イメージ」です。

目標達成に対する強い動機はあるか?


動機とは「なぜ、その目標を達成したいと思ったのか?」ということです。達成したい目標があるということは、そう思った動機があるはずです。

例えば、「資格を取る」という目標を設定したとすると、その背景には「なぜ、その資格を取りたいと思ったのか?」があります。それを、明確化していきます。

例えば、その資格を取れば、「給料アップにつながる」「仕事の幅が広がる」「独立起業に有利に働く」など、思いつく限りの動機を考えていきます。この動機によって、目標達成できる確率が変わってきます。

つまり、目標に対する強い動機が多ければ、目標達成できる確率が高くなり、逆に少なければ、目標達成できる確率が低くなります。

目標達成した後、どのような生活を送っているか?


目標達成とは、ある一点の瞬間であって、目標達成をしても、その先にはあなたの生活があります。

例えば、資格取得を目標にすると、資格を取得したところがゴールと考えると思います。でも、よく考えてみると資格を取ることがゴールではないのです。
 
資格を取った後にも、人生は続いていくのです。行政書士の資格を取得したのであれば、行政書士事務所を開業して独立する。そして、地域の人たちに貢献していくという形で続いていくのです。
 
つまり、目標達成はゴールではなく、通過点なのです。
 
このように、目標達成を通過点と考えたとき、目標を達成した後にどうなっているかということが大切になってくるのです。
 
「資格を取った後にどんな気持ちになっているか?」「どんな生活を送っているのか?」など、事前に十分考えておくことが必要になります。
 

行動へのステップ

・「なぜ、その目標を達成したいと思ったのか?」の動機を明確にする
・目標を達成した後に「自分の生活はどのように良くなっているのか?」をイメージする


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