部下や後輩に自分の言うことを聞いてもらう方法




テーマ : リーダーシップ

この記事のポイント

部下が自分の言うことを聞いてくれないと悩んでいる上司は多いと思います。上司の言うことを聞かないのには、必ず理由があります。自分の行動を振り返り、部下が言うことを聞かない原因を探る必要があります。


部下や後輩が言うことを聞いてくれない


「後輩が自分の言うことを聞いてくれない」「部下が言うことを聞かない」そう思っている上司や先輩は多いと思います。

部下や後輩が自分の言うことを聞いてくれないのはストレスがたまります。そんな状態が続けば、怒ったり、怒鳴ったりしてしまうこともあります。

上司や先輩の理想としては「○○さんが言うのですから、私はそれについていきます」と言ってもらえるようになることではないでしょうか?

そのように言ってもらえるようになるには、どのような行動をすればよいのでしょうか?

尊敬される存在になる


「○○さんが言うのですから、私はそれについていきます」と言ってもらえるようになるには、自分自身が尊敬される存在になることです。

尊敬される人の言うことならば、一生懸命聞くと思います。と言うのも、私がそう感じているからです。私の上司は、仕事のスキルが高いことはもちろんのこと、人として尊敬できる人です。

だから、上司の言うことはきちんと聞くし、「上司が指示したこと以上のクオリティで仕事をするにはどうすれば良いか?」「上司に喜んでもらえるようにはどうすれば良いか?」をいつも考えています。

尊敬される人と尊敬されない人の違いとは?


私の考える尊敬できる人は、

<尊敬される人>
・誰とでも分け隔てなく接することができる
・言ったことは守る
・悪口を言わない
・いつも冷静沈着でいる
・話しやすい
・自分の言うことを最後まで聞いてくれる
・ユーモアがある

これを逆に考えてみると、

<尊敬されない人>
・人によって態度を変える
・約束を守らない
・悪口や嫌味を言う
・気分屋で気に入らないことがあるとすぐにカッとなる
・すぐ怒る、威圧する
・近寄りがたくて、話しづらい
・話を最後まで聞かずに持論を展開する
・まじめ過ぎて、つまらない

自分の言動を振り返ってみて、どちらにどれだけ当てはまっているでしょうか?

もし尊敬されない人の項目に該当していたら、少しずつでも改善していく姿勢が必要です。というのも、部下や後輩は、思っている以上に上司や先輩の言動をよく見ています。そのため、ちょっとした変化にも気づきます。

「あれっ?○○さん、最近変わった?」と思われるようになったらチャンスです。何もしなければ何も変わりませんが、ちょっとでも何かが変化すれば、部下や後輩もその変化に気づき、ちょっとずつ変わっていきます。

相手が変わるのを待つのではなく、まず自分が積極的に変わることです。それが、尊敬される上司、先輩になる第一歩です。

行動へのステップ

・上司が部下に対して尊敬される行動をしているかを振り返る
・部下を変えようとするのではなく、自分が積極的に変わることを心がける


今読んでいる記事:部下や後輩に自分の言うことを聞いてもらう方法
前の記事 < 
次の記事 > 

関連記事